お知らせ

  • 2021/9/17
    第二回全体会合を実施しました。
  • 2021/3/29
    第一回全体会合を実施しました。
  • 2021/3/29
    コンソーシアム設立とサンプル紹介の記者会見を実施しました。
  • 2021/3/29
    コンソーシアム ホームページを開設しました。

外部環境

1.増加する気候変動による経済損失

2017年までの20年間、世界での気候変動による経済損失は約246兆円(=年平均12.3兆円)

出典:災害疫学研究センター(Centre for Research on the Epidemiology of Disasters、CRED)及びIME資料より作成。1ドル=110で換算。

2.温室効果ガスの削減

CO2削減目標を定めたパリ協定により、各国はこれ以上CO2を増やさない方向性を打ち出す

国名2030年削減目標
日本26% (2013年比)
米国 (※2025年目標)26% (2005年比)
EU40% (1990年比)

※ パリ協定とは、2015年12月の気候変動枠組条約第21回締約会議(COP21)で採択された協定であり、産業革命前からの平均気温の上昇を2℃より
十分下方に保持することを世界共通の目的とする。 出所:一般社団法人 海外電力調査会HP https://www.jepic.or.jp/data/graph07.html

3.バイオマスプラスチック導入による二酸化酸素排出量削減

プラスチックを石油由来からバイオマス由来に代替することで、
1tあたりCO2量を約1.86t減らすことができる。

出典:日本バイオプラスチック協会(Japan BioPlastics Association、JBPA http://www.jbpaweb.net/
資料「プラスチック概況」P14に記載情報に基づく推計値。

プラスチック資源循環戦略※では、2030年までに
バイオマスプラスチック約200万トン導入を掲げている

※プラスチック資源循環戦略とは、第四次循環型社会形成推進基本計画を踏まえ、資源・廃棄物制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化、
アジア各国による廃棄物の輸入規制等の幅広い課題に対応すべく、3R+Renewable(再生可能資源への代替)を基本原則としたプラスチックの
資源循環を総合的に推進するため、政府が令和元年5月に策定した戦略

パラレジンとは

パラレジン®

ユーグレナ特異的な多糖類「パラミロン」と英語で樹脂を意味する「レジン」からなる造語
これまでの石油系由来と似た性質を持っているが異なる樹脂という意味も込めている

※商標公開2020-010219

微細藻類ユーグレナの独自成分“パラミロン”

属名: Euglena(ユーグレナ)
和名:ミドリムシ
パラミロンの電子顕微鏡観察像
理化学研究所 豊岡博士との
共同研究により撮影

パラミロン(paramylon)は、ユーグレナに特有の
β-1,3-グルカンからなる多糖類(食物繊維の一種)。
パラミロンの顆粒は、長径が3 µm程の楕円形。
ユーグレナを精製すると白い粉末として得られる。


これまでの研究成果により、
パラミロンからバイオマスプラスチック
作製(過熱流動性の付与)が可能に。

コンソーシアムについて

マーケット創出と事業化の加速を目的にコンソーシアム設立

周囲の”矢印”は、循環する炭素(Carbon)を表現。中央には、微細藻類ユーグレナと
パラレジン(Pararesin)のPを模したマークを配している。マーク内の”赤い点”はユーグレナの
色素(眼点)を、”円”はユーグレナ特有の貯蔵多糖類パラミロンをそれぞれ表している。

研究開発を主体とする本会での交流を通じて、

  • サステナブルな人類未来社会の実現に向けてSDGsの達成に貢献
  • 研究開発や官需に止まらず、民間主導のサステナブルなマーケット創出及び事業化を推進
  • 日本発の優位性の高いコア技術を活用しつつ、グローバルな産官学連携推進


パラミロン等に由来するバイオマスプラスチック事業に関する検討を行い、
市場の早期創生とシェア獲得に向け、有機的な連携を図る

パラレジンジャパンコンソーシアムでのパラレジン生産構想

パラレジン生産における課題を3つに分割し、
各ワーキンググループで参画企業と共に課題解決に取り組む

展示サンプル

パラレジン成形品

展示サンプル ラジコンヘリコプター尾翼飛行耐久試験

パラレジンで作製した尾翼を用いて飛行耐久テストを実施

お問い合わせ

ラレジンジャパンコンソーシアム事務局ームページ運営
株式会社ユーグレナ

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